練習方法

本当に効果的な速攻の練習方法

こんにちは、三原です。

耳で聞きたい方は、こちらをどうぞ!

さて、今日の話題は3メンです。

3メン、やりますよね?

指導者の方なら、みんな大好き。そして選手はみんなキツイ思い出のある3メンです。

どうせ練習するなら、最大の効果を発揮させたいですね。

よくある3メンの落とし穴

3メンは走る練習として最適です。

また、走りながらのパス、キャッチ、シュートなど、基礎トレーニングとしてはすごく効果があります。

代表的な練習方法は、次の2つでしょう。

まずパラレル。3人がまっすぐ走る3メンです。

もうひとつは、クリスクロス

パスをしたら後ろを回って、サイドラインに広がって走るやり方です。

詳しくはこちらの過去記事をどうぞ。

これらの練習は体力トレーニング、または基礎技術の練習としてはすごく効果的ですが、1つ落とし穴があります。それは、

本当に試合中にそこのコースを走りますか?

ということです。

ふつうのパラレル、クリスクロスのコースを走って速攻が出ることは、ほとんどありません。

もっというと、ポジションによって走るコースが違うわけで、それを練習しないと「試合では走らないコースを走るクセ」がついてしまいます。

ここが気をつけるべき落とし穴です。

試合で走るコース

では、試合で走るコースはどこでしょうか?それは

  1. リムラン
  2. ウイング
  3. サイドアウト
  4. トレーラー

という4つの役割になります。

リムラン

ディフェンスをがんばって、4がリバウンドをとったとしましょう。

ちなみにポジションは

  1. ポイントガード
  2. シューティングガード
  3. スモールフォワード
  4. パワーフォワード
  5. センター

です。

4がリバウンドを取ったら、リバウンドを取らなかったビッグマン5は、リムランします。

リングに向かってまっすぐダッシュです。

ウイング

このとき、2と3はウイングを走ります。

サイドラインいっぱいに広がって、コーナー目指してダッシュです。

このリムランとウイングは、できるだけ早く走り出すことが大事です。

サイドアウト

ポイントガードは、パスを受けるために、サイドラインに広がりましょう。

コートの真ん中は、ディフェンスもオフェンスもいっぱいいて、ごちゃごちゃします。

一方で、サイドライン沿いは空いてて、かんたんにボールをつなげます。

上の図のように、まずは広がってパスを受けましょう。ここであわてるとミスしますから、ここはゆっくりで大丈夫です。

トレーラー

アウトレットパスを出した4は、ゆっくりと4人を追いかけます。

一番後ろから追いかける人なので、トレーラーと呼びます。

  1. 攻めきれなかったときにパスを返す
  2. 逆速攻されたときのセフティ

の役割です。

なのであまり早く走らない方が、むしろいいです。

ということで、先ほどと同じ図をもう一度のせます。おさらいです。

 

試合で使える3メン

ではこの実際の走るコースを踏まえて、3メンを考えてみましょう。

ガードがプッシュする

1、2、3が練習する方法です。

1のガードはボール運びのイメージで、ドリブルプッシュします。

2と3はウイングランです。

シュートしたら2と3は交差して折り返します。

1はリバウンドを取って、またプッシュ。

こうするとウイングを走り切る力がつきますし、ガードのドリブル練習にもなります。

センターがリムランする

今度は真ん中にセンターを置きます。

5がリバウンド。

1がアウトレットパスをもらいます。

この時、2は走っちゃってください。

パスした5は全力でリムランします。

そしてパスをつないでシュート。

こういう3メンにアレンジすると、実際に試合で走るコースをイメージした練習になります。

5人の速攻練習

YouTubeではこちらです。

 

では、先ほどの3メンを5人でやってみましょう。

まずガードからウイングに飛ばします。

2がレイアップしたら、2と3が交差して折り返しましょう。

リムランをした5がリバウンドを取ります。

 

ガードの1が5からアウトレットパスを受け取って折り返します。

そして今度は4がリムラン。

2と3はウイングを走ります。

これをくり返すと、5人で折り返して、何往復でも速攻の練習ができます。

走るコースを身につけるには良い練習です。

ポジションごとに走るコースを確認

ウイングは、サイドラインに広がって走ります。

そして、ぐるっと回って折り返し。

センターは

  1. リムラン
  2. リバウンド
  3. トレーラー

という順番で、右回りに走ります。

 

ガードはアウトレットパスをもらうために、左回りをします。

センターとガードは、逆回りをするってことです。

 

5人でのセカンダリーブレイク

では、次はセカンダリーブレイクです。

ディフェンスの戻りが遅いときは、先ほどの練習の通りにレイアップに持っていきます。

でも、ディフェンスの戻りが早いときは、レイアップに行けません。

そんなときは、セカンダリーブレイクといって、速攻の流れのままセットオフェンスに入るのが有効です。

セカンダリーブレイクの6パターン

相手が戻っても、マッチアップがまだあいまいな場合は、セカンダリーブレイクで攻め切りましょう。

 

最初の狙いはリムランに飛ばす!

 

ウイングのクイック3ポイントも狙えます。

リムランからポストアップもいいですね。

これがけっこう使えるんですが、「ポスト=ポスト」といいます。

ローに入ったら、2人目が飛び込むプレイです。

ポストポストにディフェンスが収縮したら、スキップパスも飛ばせます。

さらにしつこくインサイドに入れてもいいでしょう。

こんな流れで、相手が5人そろっても、そのまま攻め切ることができます。

速攻がダメならすぐにセット、ではなく、セカンダリーブレイクで攻め切ることも積極的にやりましょう。

ちなみに、セカンダリーはいろんなパターンがありますが、世界で一番有名なのは、ノースカロライナ大学のブレイクです。

これについても動画でまとめてますので、ぜひどうぞ。

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ありがとうございました。三原学でした。それでは、また!

 

ABOUT ME
三原学
三原学(みはらまなぶ)。1981年東京都生まれ。安田学園中学校高等学校教諭。同校高校男子バスケットボール部ヘッドコーチ。「ボトムアップ思考」による選手主体のチームづくりを目指す。また、YouTubeやブログでわかりやすく戦術を解説する「バスケの大学」を運営。日本バスケットボール協会公認B級コーチ、B級審判員。早稲田大学大学院修士課程(人間科学)修了。
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