オフェンス

【バスケ】ドライブへの合わせ方【ドリブルドライブモーション】

【バスケ】ドライブへの合わせ方【ドリブルドライブモーション】

 

こんにちは、三原です。

この記事をお読みのあなたは、

  • ドライブしたとき、周りがどう動けばいいかわからない
  • なぜ、周りが動く方がいいのか、理由がいまいちわからない

そんなことをお考えで、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。

今日は「ドリブルドライブモーション」の理論にもとづいて、ドライブしたときの周りの動きをわかりやすく解説します。

動画講義はこちらです。

オフェンス戦術の目的はクローズアウトの発生

ドライブをする目的は、

  • ゴール下でシュートするため
  • ファウルをもらうため

この2つですが、ディフェンスもそう簡単にさせまいと収縮するはずです。

なので、ドライブをすることでディフェンスを引きつけて、パスをさばくとクローズアウトという最も望ましい状況が作れます。

クローズアウトとは「ディフェンスが後追い」になることです。

クローズアウト状態になれば、次の1対1は簡単に抜けるはず。

するとディフェンスはどんどんローテーションして守らなきゃいけないので、守りが複雑になります。

この状態をオフェンスがアドバンテージをとった状態と言います。

ドライブをする直接の目的はシュートのためですが、

戦術的にはクローズアウトを発生させてアドバンテージを作るため、ということを理解しましょう。

さて、先日こういったツイートをしました。

こちらをご覧いただけば、アドバンテージの意味が理解しやすいと思います。

https://twitter.com/coach_manabu/status/1253842050048380928?s=20

https://twitter.com/coach_manabu/status/1264356722308608000?s=20

アドバンテージのイメージを持った上で、ドライブへの合わせを考えましょう。

ドライブするコースは大きく分けて3つあります。

  • レーンドライブ
  • ミドルドライブ
  • ベースラインドライブ

上から順に、ディフェンスが守りづらいドライブとわたしは考えています。

順番に解説しますね。

レーンドライブ

  • #1がスロットにドライブ
  • #2はコーナーでステイ
  • #3は少し上に上がる
  • #4はデッドロー
  • #5は背後に入る

一番の狙いは、ラック(ゴール下)」まで行きシュートすることです。

ファウルをもらうか、2点を取ることが最優先です。

それができないとしたらディフェンスがカバーに来ているはずです。ドラッグゾーンから#2にパスをして3Pシュートを打たせましょう。

もう1つのパスコースが逆サイドの#3です。#3はエンドライン沿いだとパスを出しにくい角度になるので、ドライブが始まったら少しだけ上に上がります。目安は「3Pラインの折れ曲がったところ」あたりです。

さらにセンター#4への合わせも狙います。#4は「デッドロー」と言って、バックボードの裏側にいるのが基本です。なぜならここまで下がると、ディフェンスは#1のカバーに行きにくくなるからです。

通常のローポストに立つと、#1の邪魔になってしまいます。細かいことですが、細かい部分にこだわることが大きな差をもたらすのです。

#1のドライブに対して#4のディフェンスが「アーリーカバー(早めのカバー)」に飛び出したら、#1はフワッと浮かせたロプパスを出します。バウンズパスでも良いでしょう。

#4はゴール下でイージーシュートになります。アーリーカバーかどうかの判断は、制限区域の「ブロック」より上に来てるかどうかが目安です。

ここまでのパスコースがダメだったら、最終的には#5のセフティーにパスを返します。ドライブしたら「セイフティのため1人が背後に入る」は鉄則です。

パスを受けたら、今度は#5がレーンドライブです。同時に#1は外に出て、スペーシングを保ちます。このとき#1と#4は交差するので、#4がスクリーンをかけてあげるようにします。

スキップパスには「ピン」をする

#3にスキップパスを飛ばしたときに、もう1つ覚えておきたいのは、センター#4の「ピン」です。

#1から#3にパスが飛ぶ直前のディフェンスは、このようになっています。

これが一瞬にしてボールが移動するわけですから、#4はディフェンスに対して完全に前のポジションが取れていることになります。なので、スキップパスが飛んだと同時に

  • あえてディフェンスに1歩近づく
  • 体をぶつける(ピン)
  • シールしてポジションを取る

ということをして大きく面を取るのです。

ここにパスが入れば即2点ですから、#3も必ずここを見ておきましょう。ディフェンスを「がびょうで刺す」ようなポジションの取り方なので「ピン」と呼ばれているプレイです。

ミドルドライブ

次はミドルドライブです。直線ではなく、反対のスロットを狙って内側にドライブした時です。

ミドルドライブは、レーンドライブの「鏡」のようなものです。同じ形を逆サイドで行うのです。

  • #1がミドルのスロットにドライブ
  • #4は逆サイドにサークルムーブ
  • #3はコーナーにステイ
  • #2は少し上がる
  • #5は背後に入る(セフティ)

ポイントはセンター#4の動きですね。大きく制限区域を横切って逆サイドに行きます。ディフェンスがカバーに行けば、自分が完全にノーマークです。

ベースラインドライブ

#2がベースライン方向にドライブした時の合わせです。

  • #3はコーナーにステイ
  • #4はリング正面に上がる(Tアップ)
  • #1は背後に入る(セフティ)
  • #5はトップに上がる

ベースラインのドライブに対して#4がリングの正面に上がることを「Tアップ」と言います。これは後に説明するバックドアのプレイにも使いますので覚えておきましょう。

まとめ 攻撃的な気持ちを忘れずに

以上が主な合わせの動きです。

動きの練習をするとき注意すべきなのは、ドライブがパスをするためのドリブルになりがちなことです。

リングに攻めてシュートを狙うからディフェンスは収縮するわけで、

パスをするためのドリブルでは、クローズアウトは発生しません。

オフェンスを成功させる3要素(ビッグ3)は

  1. アタックメンタリティ
  2. オープンギャップ
  3. スペーシング

です。(これの詳しい過去記事はこちら)

常に攻撃的な気持ちでドライブすることを忘れないでくださいね。

 

参考文献

ドリブルドライブモーションについて、わたしなりにまとめた本がこちらです。

アマゾンのアンリミテッドの方は無料で読めます。

ちなみに「noteの方が読みやすい」という方はこちらをクリックしてください。

 

動画で見たい方は、日高先生のDVDがおすすめですね。

塚本さんの本もいいですよ。訳本です。練習法とかがめちゃ詳しく書いてあります。

 

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ありがとうございました。それでは、また。

 

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三原学
1981年東京生まれ。小5からバスケを始める。早稲田大学では主務としてインカレ第3位に貢献。卒業後は、母校である安田学園高校の男子バスケットボール部を指導している。常に攻撃的なバスケットボールがモットーで「やって、見て、教えて日本一楽しいバスケ」を日々追及している。特にパス&ランのオフェンス指導には定評があり、選抜チームなどのコーチも歴任。ライセンスはJBA公認B級コーチ、B級審判。「5アウトのモーションオフェンス」「ドリブルドライブモーションオフェンス」など著書多数。運営ブログ「バスケの大学」はYouTube版も好評。
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