こんにちは、三原です。
今回は「判断力を高める練習法【コーディネーショントレーニング】」というお話です。
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これをお読みのあなたは
- 練習したことが試合でうまく使えない。
- 選手がなかなかうまくならないで悩んでいる。
こんなことを考えていませんか?
この記事で紹介する練習法を取り入れると、その悩みは解消されるはずです。
動画講義はこちらです!
判断力を高める練習法【コーディネーショントレーニング】

コーディネーショントレーニングとは「神経を鍛えましょう」という練習法です。
- 力強さ
- スピード
こういう絶対的な能力があっても、判断力がないと、バスケのプレーに生きません。
逆に神経がつながっていて、判断力がある選手は
- 上達が早い
- 怪我が減る
という大きなメリットがあります。
コーディネーショントレーニングについては、さまざまなスポーツ分野で研究が進んでいますが、
わたしはバスケの専門家なので、次の3つの要素を取り入れれば
バスケ練習の「コーディネーション化」になるよ、というお話をします。
3つの要素とは
- 鬼ごっこにする
- ボールを2つ使う
- ダミーディフェンスをつける
です。
鬼ごっこにする
ほとんどのチームは、練習の最初にランニングしますよね?
ランニングの目的は「体温の上昇」と「心拍数の上昇」で、いわゆるウォーミングアップですね。
もちろんこれは間違いではありません。
でも、これを鬼ごっこに変えてみましょう。
- コートいっぱいに広がって
- 鬼にタッチされたら交代
- 3分間
こんな感じにすれば、一生懸命走る上に「判断力」がプラスされます。
いろんな練習に鬼ごっこの要素を加えるのです。
ボールを2つ使う
ドリブルの練習を思い浮かべてください。
- 1人で1つのボールを使って
- その場でダムダムとドリブル
こんな感じですよね。
これを「1人で2つのボール」に増やします。
- 両手で同時につく
- 強さを左右で変える
- 高さを左右で変える
こんなふうにすると急に難しくなります。
パス練習も同じことが言えて、
- 2人で1つのボールより
- 2人で2つのボールでパス練習
こうすると難しいです。
- 1人はチェストパス
- もう1人はバウンズパス
- 笛がなったらチェンジ
こんな練習は面白いし、判断力が高まります。
ダミーディフェンスをつける
ふつうにシュートを打つより、ダミーでディフェンス役が前に立つだけで、試合に似た状況になります。
さらにそのダミーディフェンスが
- 両手を下げたら、ジャンプシュート
- 右手を上げたら、右にドライブ
- 左手を上げたら、左にドライブ
という判断をさせるようにします。
ジャンケンの後出し、みたいな感じですね。
いきなり本気の1対1をする前に「ダミーディフェンス」をつけて判断の練習をしましょう。
まとめ:「できない」練習を作りましょう
単なる技術の練習に、これらの要素を入れるだけで「判断力」がプラスされます。
難しい状況になるので、頭(神経)を使った練習になるわけです。
でも、注意することが1つあって、それは「できない練習を作るべき」ということです。
例えば「2ボールパス」も、毎日くり返せば、それが簡単にできるようになります。
練習ができるようになると、選手もコーチも「よしよし」と思って安心しがちですが、
神経を鍛えるという点で言うと、良くないわけです。
「簡単にできる=神経を使ってない」と言うことですからね。
だからちょっと設定を変えて、難しくしないと、神経を刺激しないのです。
例えば2ボールパスを「左手だけしか使っちゃいけない」とかにするんです。
コーディネーションは「できない練習=良い練習」というのを忘れないでください。
参考文献
エルトラック・鈴木良和さんの本です。コーディネーションについては、日本でダントツ1位の先生ですね。
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