コーチング

東野智弥さんとの学び 【バスケットボール理論】

こんにちは、三原です。

東野智弥さんという方がいます。現在、日本バスケットボール協会の技術委員長を務めていらっしゃいます。

簡単に言えば「日本代表の選手を誰にするか決める人」です。

東野さんは、わたしの最も尊敬するバスケ指導者の1人です。

北陸高校から早稲田大学に進み、その後は母校の早稲田大学のコーチや、現アルバルク東京のコーチ、2006年世界選手権での男子日本代表のAコーチなどを歴任しました。BJリーグ浜松・東三河フェニックスでは日本一を獲得しました。NBAミルウォーキーバックスのサマーキャンプ・コーチを務めた後、現職に至っています。

この東野さんは、わたしが大学2年、3年のときのコーチでした。

とても研究熱心で、最新のバスケットボールを常に追い求める、情熱のあるコーチとして尊敬しています。

そんな東野さんと、ウインターカップの会場で、わたしはいっしょに時間を過ごして、試合を見ながらいろいろ話をしました。

「東野さん、もし東野さんが高校生の監督だったら、なにを教えますか?」

わたしは質問してみました。

その答えとしては「1対1をまず教える。次に、1対1がやりやすくなるスペースを教えるよ」

なるほど。

特に「スペースというものについて、わかってない高校生が多い気がする」

  • 一番いいのはゴール下を攻めること。ファウルをもらうこと。
  • そうすればディフェンスは収縮するから、
  • コーナーに味方が広がっていれば、ノーマークで3Pシュートが打てる。

こういったことを最初にしっかりと理解させるといい、と言っていました。

そして、「理解できたらフリーの動きの中で、4対4とかの練習をバンバンやる。ボールをもって判断する時間を短く。0.5秒ぐらいで判断することを求める。

やっぱり型にはめるのではなく、考え方を理解して、判断力を高めることだと言っています。

とにかく動け。というチームが多い気がする。動きながら判断力を求めないと。そして、止まっていることも1つの選択肢ということを教えてあげるべきだ」

ということでした。

わたしもそうですが、とにかく動け、走れ、という指導をしがちです。

リズムが悪くなれば、ベンチから言うことと言えば「止まるな!」という言葉。

このへんにもっと中身を持たせる指導をすべきだ、と東野さんは感じているといいます。

スペースの取り方、その意味、そのあたりを理解して毎日練習すれば、選手の判断力が向上するということです。

とても良い勉強になりました。

「今まで日本は世界に出ていなかったからこういうことに気づかなかった。今は世界に出始めたから、情報が手に入る。それを伝えるのが自分の仕事」

そう言っていました。

学びのまとめとしては

  • まず1対1
  • スペースの意味を理解させる
  • 判断力を高める
  • 判断のスピードを高める

この順で教えていけばチームは強くなる、というお話でした。

これからも東野さん、そして日本代表のバスケットボールを応援していきたいです。

私も「スペース」を理解させて、選手の判断力を高める指導をしたいと思います。

ABOUT ME
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三原学
1981年東京生まれ。小5からバスケを始める。早稲田大学では主務としてインカレ第3位に貢献。卒業後は、母校である安田学園高校の男子バスケットボール部を指導している。常に攻撃的なバスケットボールがモットーで「やって、見て、教えて日本一楽しいバスケ」を日々追及している。特にパス&ランのオフェンス指導には定評があり、選抜チームなどのコーチも歴任。ライセンスはJBA公認B級コーチ、B級審判。「5アウトのモーションオフェンス」「ドリブルドライブモーションオフェンス」など著書多数。運営ブログ「バスケの大学」はYouTube版も好評。
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