こんにちは、三原です。
ウインターカップやインカレなどの全国大会が、ネットで見られるいい時代ですね。
たくさんの試合を見て感じるのは、バックドアを使うチームが増えているということです。
バックドアっておもしろいんですよ。
そんな魅力をお話ししてみました。
YouTubeでも解説しています。
音声だけでも学べるので、もしよかったら聞き流してください。
プリンストンオフェンス
バックドアのオフェンスって、要は「プリンストンオフェンス」なんですよ。
プリンストンオフェンスというのは、その名の通り、プリンストン大学が行ったことで有名なオフェンスシステムです。
バックドアカットを武器にしたオフェンスですが
- パス回しに時間がかかる
- 動きが複雑で難解
- ディフェンスが進化した現代では意味がない
などと言われて、「昔は使えたけど、今はもう古い」という人が多いオフェンスでもあります。
でも、最近またバックドアは増えてきている。そう感じます。
バックドアは1対2を作る
さて、バックドアですね。
ちょっと深掘りしましょう。
裏へのパスでかんたんな2点が取れるプレイです。
#徳山商工 は #桜花学園 の高さを外に引っ張り出して勝負したい✨
女子2回戦 #徳山商工 vs. #桜花学園#ウインターカップ 2020 全試合LIVE配信!https://t.co/fWi2bYAHd0#jspowc pic.twitter.com/bplSscFbHG
— J SPORTS🧡バスケ【公式】 (@jsports_wc) December 24, 2020
そしてバックカットは、もしパスが通らなくても、とても意味があるんです。
フロントカットは1対1
パスをしてカットするとき、ふつうはディフェンスの前を通りますね。
2から1にパスが入れば、これは完全に1対1になります。
X3はまったく動きません。

それに対して、バックカットに動くとどうか。
これはパスが入らなくてもX3を引きつけられます。
つまり1対2を作れますね。

1対2が作れれば、バックカットにパスが入らなくても、3がノーマークになります。
バックカットは1つの動きで
- レイアップ
- 3ポイント
どちらかが必ずノーマークになるという効果があるんです。

具体的なプレイを解説します
うまいなーと思ったプレイはいくつもありますが、2つほど紹介します。
- ハイポストフラッシュ
- スタック
この2つです。
ハイポストフラッシュ
3アウト2インに立ちます。

4はハイピックにいきます。1はそれをドリブルで使おうとしますが、実はこの動きはダミーです。

逆にドリブルチェンジをしたタイミングに合わせて5がハイポストにフラッシュ。

2のバックドアが決まります。

このプレイのポイントは「ドリブルチェンジをしたらフラッシュ」というタイミングを合わせる合図が決まっていることです。
スタック
両サイドにスタックして、1がボールをキープします。

ショットクロックが10秒を切ったら、突然5がカットします。

1は5が動いた方の逆にドリブルをします。
そして、2はウイングに出てパスを受ける、と見せかけてバックドアです。


ディフェンスが自分のマークマンにくっついているので、このバックドアも決まりやすいですね。
バックドアは楽しい
バックドアはタイミングが命です。相当な練習が必要です。
だからこそ、バックドアは決まると試合で盛り上がります。
チーム全員が連動しないと決まらないので、一体感がありますね。
もし、あなたのチームに「バックドア」という選択肢が今までなかったら、ぜひやってみたらいかがでしょうか?
何らかあなたのお役に立てるとうれしいです。ありがとうございました!
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。
バスケの指導は不思議なもので、やればやるほど何が正解か、わからなくなります。
そういうわたしがそうでした。
最初は自信満々で指導を始めたものの、悩みが生まれ、やればやるほど難しく感じます。
でも、だからこそ学び続けることが大事なんです。
わたしは指導歴18年ですが、これだけやっていると、昔は悩んでいたけれど、今はもう解決していることが、けっこうあります。
「このことを10年前に知りたかったな」が、いろいろあるんです。
なので、それをあなたにお伝えしたいと思います。
- メールは2日に1回配信
- バスケの指導者向けの講座です
- わたしのチームづくりのノウハウを
- できるだけ短く
- わかりやすくお届けします
- わたしから課題を配信したり
- あなたの質問、相談にものります
わたしといっしょに、チームづくりの勉強をしませんか?
もちろん完全に無料なので、ご安心を。
今なら、特典教材「練習メニューの作り方」もプレゼントしています。
ぜひメルマガ講座でお会いしましょう!
いつでも解約できますので、お気軽にどうぞ。
ありがとうございました。それでは、また。