オフェンス

NBAで話題の「7秒オフェンス」をわかりやすく解説します

NBAで話題の「7秒オフェンス」をわかりやすく解説します

 

こんにちは、三原です。

先日、こういったツイートをしました。

最近、7秒オフェンスが流行っています。

  • 早く攻めるだけなんてダメだ!
  • ガチャガチャするだけで雑になる!

そういうあなた、ちょっと待ってください。

このオフェンス、実はとっても良いシステムなんです。

シンプルで、やりやすく、育成年代にも合っています。

ただ走ってめちゃくちゃにシュートするんじゃないんです。

きっとあなたのオフェンスアイデアにお役に立てるはず!

ではさっそくいきましょう。

YouTubeでの動画講義はこちらです!

7秒オフェンスとは「2倍のスピード」で攻めること

オフェンスは24秒というルールがあります。

でも、ハーフコートは実質14秒ですね。

  • 運んできてから攻めると、だいたい14秒
  • オフェンスリバウンドを取ると14秒にリセット
  • ファウルされると14秒にリセット

これらが14秒の理由です。

7秒オフェンスですから、14秒の半分なんですね。倍のスピードってことです。

2倍で走れ!というより、7秒で攻め切れ!の方が具体的ですよね。

NBAヒューストンロケッツの監督、マイク・ダントーニの得意技がこの7秒オフェンス。

最初は批判もあったそうですが、その良さが証明されて、今や世界のスタンダードです。

7秒オフェンスのメリット

  • ディフェンスが戻る前に攻める
  • 効率重視
  • シンプルで役割がはっきりしている

この3つですね。

とにかく早いので、ディフェンスが5人いない状態で攻め切る。

当然シュートしやすいスペースがあります。

シュートもゴール下にドライブできるので、確率が高く、効率が良いオフェンスです。

さらに、ボール運び、シューター、スクリーナーという役割も明確です。

ロケッツのオフェンスについては過去記事にまとめています。

わたしが現在、注目しているオフェンス戦術です。

もしよかったらこちらも読んでください。

セットオフェンス

では、具体的なオフェンスいきましょう!

1がガード。ボールを持っています。

5がセンターで、1にピックをかけます。

1はチームでもっともスピードがある選手がいいでしょう。

ピックを使って、ゴールまで一気にドライブしましょう。

1がレイアップに行ければ一番よいですが、ディフェンスはそうかんたんにシュートさせてくれないでしょう。ディフェンスが収縮してカバーします。

そうしたら、アウトサイドの3人がどこかノーマークになります。

パスをさばいたら、シューターは3ポイントを打ちます。

ガードの1はディフェンスがカバーにくる前提で、視野を広くドリブルしましょう。

もしピックの段階で5のディフェンスがスイッチしたら、1はドライブできません。

そんなとき、1はゴールに向かうのではなく、横にドリブルしましょう。

同時に5がゴールにダイブします。

かんたんにパスをもらってシュートです。

ドライブに対してディフェンスが収縮したらパスアウトするのと同じように、5のダイブに対してもディフェンスが収縮することがあります。

こんな時は、5にパスせず、アウトサイドにパスをしましょう。

2はボールをもらいやすいように、ちょっと上に上がります(リフト)。

2はシュートしてもいいですし、この状態で5がポストアップできるなら、パスを入れてあげましょう。パスの角度を変えると、かんたんにゴール下にパスが通せるプレイです。

理想は「レイアップor3」

以上がセットオフェンスの方法です。かんたんでしょ?

シュートはレイアップか、3ポイントの2択です。

ミドルレンジのジャンプシュートは打ちません。

 

ゴール下は60%くらい入ります。

その価値は「2×0.6=1.2点」です。

 

3ポイントは30%くらい入ります。

その価値は「3×0.3=0.9点」です。

 

一方、ミドルの2点はどんなに入っても40%です。

その価値は「2×0.4=0.8点」です。

 

ミドルの2点は、もっとも価値の低いシュートなのです。

だから基本的に打ちません。

 

また、フリースローは70%くらい入るので、価値は「1.4点」です。

ファウルをもらうという点からも、リングにドライブするプレイは効果的です。

なので、理想のシュートチャートはこんな感じになります。

アーリーオフェンス「21」

アーリーオフェンスとは、速攻とセットオフェンスの中間のことです。

  • 3対2や2対1で攻め切れない
  • 5対5にはなっている
  • でもちゃんとディフェンスが整ってない

こんな状況のときに、流れを止めずに攻め切るオフェンスです。

「7秒」オフェンスですから、積極的にアーリーで攻め切りましょう!

21のやり方

7秒オフェンスのアーリーは「21」または「ピストル」って呼ばれています。

まずは速攻の形で、3メンを作ります。

そしてフォワード、センターの4と5は、後ろから追いかけます。

1から2にパスを出したら、1はそのままハンドオフをもらいにボールに近づきます。

2から手渡しパスをもらったら、即ドライブです。

ディフェンスが戻る前に攻め切りましょう。

1がドライブできなければ、そのままコーナーにスルーします。そして、2はボールを持ち続けます。

その2に5がピックに入ります。2がドライブ、5がダイブです。

こうすると、そのまま2がドライブできます。

ハーフコートオフェンスで紹介したような「ドライブor3ポイント」という形を作れます。

まとめ

  • 7秒オフェンスは倍速オフェンス
  • スペースを広くしてドライブする
  • ドライブとダイブでゴール下を攻める
  • ディフェンスが収縮したらパスアウトして3ポイントを打つ
  • ミドルシュートは期待値が低いので避ける
  • ディフェンスが整わないうちにアーリーで攻め切るのも有効
  • アーリーはまずハンドオフからドライブ
  • ドライブできなければピック
  • セットオフェンスと同じ形になる

というお話です。

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ありがとうございました。それでは、また。

 

ABOUT ME
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三原学
1981年東京生まれ。小5からバスケを始める。早稲田大学では主務としてインカレ第3位に貢献。卒業後は、母校である安田学園高校の男子バスケットボール部を指導している。常に攻撃的なバスケットボールがモットーで「やって、見て、教えて日本一楽しいバスケ」を日々追及している。特にパス&ランのオフェンス指導には定評があり、選抜チームなどのコーチも歴任。ライセンスはJBA公認B級コーチ、B級審判。「5アウトのモーションオフェンス」「ドリブルドライブモーションオフェンス」など著書多数。運営ブログ「バスケの大学」はYouTube版も好評。
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