コーチング

7つの習慣をバスケに生かす

こんにちは、三原です。

今回は「7つの習慣をバスケに生かす」というお話です。

この記事を読むメリット

  1. 名著「7つの習慣」の要約がわかる
  2. その内容をバスケに生かす、具体的な行動がわかる

わたしは読書が好きなのですが、そのなかでもモチベーションが高まるような自己啓発の本はけっこう読んできました。

昨年、尊敬する人に勧められて「7つの習慣」を読みました。その内容はとても具体的でわかりやすく、素晴らしい本です。

この本は世界で3000万部も売れている超有名な本です。何が書かれているかは、まとめサイトやYouTubeでたくさん紹介されています。

わたしはバスケットボールの指導者なので、このビジネス書をバスケの現場に生かすとどうなるのか、具体的に考えてみました。このブログでは、その概要を読みやすく書いておきます。

そして、わたしのYouTubeチャンネルでは音声での動画講義があります。そちらも併せてご視聴ください。

今日から使える具体的なアクションプランがたくさんあります。

インサイドアウト

「内側から外側へ」という意味です。

つまり「自分の影響を他人に与える」ということです。

  • 他人を変えることはできない
  • 変えられるのは自分だけ

たとえば、鏡の中に自分が映っていて、寝癖があったとします。

その寝癖を直すために、鏡に手を突っ込もうとはしませんよね?

他人を変えようとするのは、そういうことです。

できるのは自分の寝癖を直すことしかない。

これが「インサイドアウト」。

インサイドアウトが7つの習慣の基礎になるということで、冒頭で丁寧に解説されています。

 

(1)主体的である

これは「すべて自分の責任にしなさい」という意味です。

本の中でもっとも重要な、共通した考え方として、最初に紹介されています。

言ってませんか?

  • うちの選手はダメだ
  • チームメイトがダメだ
  • このチームじゃダメだ
  • この学校じゃダメだ

こういうことを言う人は「他人のせい」にしています。

主体的な人は「自分のせい」にして

  • どうしたらもっと良くなるか
  • 今、何ができるか

こういうことを前向きに考えるのです。

(2)終わりを思い描くことから始める

自分の葬式を想像しましょう。

ちょっと怖いですが、誰でも必ず死ぬのです。

そんなときに、人から何と言われたいですか?

  • あの人は嫌な人だった
  • ようやく死んでくれた
  • お金の事しか考えない人だった

そう言われたい人、いないですよね?

そうじゃなくて

  • 本当に良い人だった

そう言われたいに決まってますね。

これをバスケにすると、試合に負けて引退した、その学校を卒業した後

  • ここでバスケができて良かった
  • 最高の仲間だった
  • この先生に会えてよかった

と選手に言ってもらいたいじゃないですか。

それを考えて、毎日を過ごしましょう、ということです。

試合の勝ち負けも大事です。

でもそれ以上に大事なのは「日常」です。

(3)最優先事項を優先する

ものごとを「緊急」と「重要」ということで分類します。

  • 緊急で重要 ・・・ 火事があって逃げる 期限の迫った仕事をする
  • 緊急でないが重要 ・・・ 人間関係を良くする 自分を高める
  • 緊急だが重要ではない ・・・ メールの返信 電話が鳴る ほとんどの会議
  • 緊急でも重要でもない ・・・ ゲーム テレビ 暇つぶし

ほとんどの人は「緊急で重要」ということだけで人生を埋め尽くしがちです。

たしかにそれも大事です。

でも、「緊急ではないが重要」をおろそかにしてませんか?

期限が迫った仕事のために、家族との時間をおろそかにする

とかです。

バスケで言えば

目の前の試合のためにフォーメーションを練習する

これはもちろん大事ですが、そればかりして

  • 個人の基礎技術
  • 個人の基礎体力
  • チームメイトとの人間関係

こういう「緊急ではないけど重要」ということが崩れないように気をつけよう、ということです。

良いチームほど、基礎を大事にします。

あと、これは本当に痛感しているのですが、

メンタル = 体力 です。

  • メンタルが弱い
  • ビビる
  • 根性がない

よく聞く言葉ですが、

体力があればすべて解決します。

余裕が生まれるのは、体力からです。

練習ではテクニックではなく、体力を高めることを大切にしましょう。

(4)WIN-WINを考える

たとえば、ある商品が大量に売れ残って在庫になってしまったとします。

このお店としては、何とかしてこの商品を売りたい。

そんなときに、その商品をほしいというお客さんに会えた。

だからお店は、その商品を半額で提供した。

  • 売りたかったお店は、売れて喜び
  • 買いたかった客は、半額にしてもらって喜ぶ

これが「WIN-WIN」です。

どちらも「勝ち」になる状況です。

バスケに置き換えたときに、どうしても「勝ち負け」の世界なので、

  • チームメイトとの競争
  • 相手チームとの競争

になるわけです。

そんなときに、WIN-WINを考えるということは

感謝

この気持ちを持つことです。

  • ライバルを負けさせよう
  • 相手チームを負けさせよう

ということになると、自分を高めることではなく、相手の立場を引きずりおろすようなイメージになります。たとえば、相手のケガを喜んだりするようになります。

そうではなくて、感謝の気持ちを持つ

  • ライバルのおかげで、自分は本気になれる
  • 相手がいるから、今日も試合ができる

こう思えば、自分を高める原動力になるのです。

これが勝負の世界における「WIN-WIN」なのです。

(5)まず理解に徹し、そして理解される

人は誰でも「自分の話を聴いてほしい」という欲求を強く持っています。

みんな自分のことを話ししたいのです。

  • 人の話は聞かず
  • 自分の話をするか
  • 次に自分が何を話すか考える

どちらかしかしていないのです。人の話は聴きません。

だからこそ、人として最も価値の高いスキルは

聴く

ということになります。

だから話を聴いてくれる人は、その人にとって大事な人になります。

話を聴いてくれる人には、心を開くものです。

バスケのチームでは、コミュニケーションが大切です。

しかし、この「聴く」を大切にしないと、

「話す」ことばかりの集団になります。

こうするとお互いに心を開くことはありません。

次第に、お互いに何も話し合うことはなくなります。

なぜなら、お互いに聴いてないことがわかっているからです。

だから指導者は「聴く大切さ」をチームに根付かせることに努力すべきです。

  • チームメイトの話を聴くこと
  • 指導者が選手の話を聴くこと

これを大切にする文化を指導者がつくるべきです。

(6)シナジーを創り出す

シナジーとはチームワークのことです。

1+1が3になる

それがシナジーです。

バスケのチームにおけるシナジーとは

  • 役割を決めて
  • それを果たす

これに尽きます。

役割とはいろいろあります。

  • 時間を守るルール
  • 準備、片付けのルール
  • 練習中のルール
  • 学校生活のルール

こういうことをしっかり決めて、それを実行する。

それによってチームの一員という意識が高まります。

プレイとしても

  • オフェンスのフォーメーション
  • ディフェンスの約束事

などをしっかり決めます。

よく、中高生にフォーメーションは不要だという話がありますが、わたしはそうは思いません。

ある程度のポジション、約束事は決めてあげた方が、選手は自由に動けます

  • 自由にやりなさい
  • 思い通りにやりなさい

言葉の聞こえはいいですが、これが一番難しいのです。

何が良いプレイか、よくわからないからです。

指導者がしっかりとルールを決めて役割を明確にしましょう。

それがシナジー(チームワーク)の第1歩です。

(7)刃を研ぐ

ある2人の木こりがいて、木を切っていました。

  • 1人は休むことなく木を切り続けた
  • 1人は休みながら木を切った

どちらの方が多くの木を切れたか?それは

休みながら切った人

なぜならば「刃を研ぐ」ことをしたからです。

休みなく切り続けたノコギリは、ボロボロになっていました。

これをバスケに置き換えると

  • 休みは適度に与える ⇒ 週2日
  • 練習時間は長すぎない ⇒ 2時間半くらい
  • バスケを見るのも練習のうち
  • 指導者は選手のバスケ以外にも興味を持つ ⇒ 声をかけてあげる

こういうことを大切にすれば、バスケのプレイも伸びるのです。

それが「刃を研ぐ」ということです。

7つの習慣を読んで

「7つの習慣」は素晴らしい本です。

わたしが感じたことは

  • 具体的でわかりやすい
  • 7つに絞っている
  • くり返し説明している
  • 習慣を大切にしている

このことは、バスケットボールの指導においても、そっくりそのまま当てはまることです。

  • 具体的でわかりやすく教える
  • 教えたいことは少なくする
  • くり返し説明する
  • 習慣を身につけることが練習の目的

この歴史的な名著から学ぶことは、その内容だけでなく、本そのものにもあると思っています。

著者のスティーブン・コビー博士に感謝をして、この記事を終わりたいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

三原学でした。それでは、また。

ABOUT ME
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三原学
1981年東京生まれ。小5からバスケを始める。早稲田大学では主務としてインカレ第3位に貢献。卒業後は、母校である安田学園高校の男子バスケットボール部を指導している。常に攻撃的なバスケットボールがモットーで「やって、見て、教えて日本一楽しいバスケ」を日々追及している。特にパス&ランのオフェンス指導には定評があり、選抜チームなどのコーチも歴任。ライセンスはJBA公認B級コーチ、B級審判。「5アウトのモーションオフェンス」「ドリブルドライブモーションオフェンス」など著書多数。運営ブログ「バスケの大学」はYouTube版も好評。
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このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。

バスケの指導は不思議なもので、やればやるほど何が正解か、わからなくなります。

そういうわたしがそうでした。

最初は自信満々で指導を始めたものの、悩みが生まれ、やればやるほど難しく感じます。

でも、だからこそ学び続けることが大事なんです。

わたしは指導歴18年ですが、これだけやっていると、昔は悩んでいたけれど、今はもう解決していることが、けっこうあります。

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