こんにちは、三原です。
このページは「5アウトのモーションオフェンス」の戦術が書かれた電子書籍のご案内です。
「バスケの大学」では、ブログもYouTubeでも、オフェンスの戦術ものが好評なんですよ。
- どうやったら点が取れるか
- どうしたらうまくオフェンスが組み立てられるか
- 選手を育成しつつ、試合も勝てるシステムはないか
こんなことをお考えの方が多くいらっしゃるんでしょうね。
わたしは高校バスケの指導歴が16年ですが、基本的にこの5アウトのモーションオフェンスを教えてきました。
理由は次のようなものです。
- 背が小さくてもできる
- ファンダメンタルが身につきやすい
- フリーオフェンスなので選手がやってて楽しい
毎年アレンジをするものの、基本的にはこの考えでやっています。
ガチガチのセットプレイを教えるの、あんまり得意じゃないんです。
アイデアや知識はたくさんあるんですが、わたし自身も教えていて楽しいのはこの5アウトのモーション。なので毎年ここに落ち着いています。
今までいくつかの著書を出版してきましたが、この本が一番好評でした。なので今日もこれをあなたにご案内しています。
なおこの電子書籍は、2020年3月にAmazonとnoteで販売したものと同じ内容です。なので、以前ご購入くださった方は買わないでください。
なぜここでご案内するかというと、今回、わたしのホームページ上でも教材が販売できるような設定に変えたんです。なので、これを第一号にして販売してみます。
約12,000字と少し少なめの文量ですが、図もたくさん入っていて、必要な情報は一通り網羅されています。
途中まで内容をお見せしますので、少し立ち読みしてもらって、もし続きが読みたいようならば、手にお取りくださいませ。
では、これより本文です。
目次
- はじめに
- モーションオフェンスの特徴
- 1)5アウトのスペーシング
- インアウトを作る
- 2)ポジションレス
- 3)パスアンドカット
- 斜めのカット
- パスを入れたらハンドオフ
- ポジションチェンジ
- 展開
- 2回目のカット
- コーナーパス
- 4)ドライブへの合わせ
- スピードドリブルには「サークルルール」
- 斜めのカットをドリブルハンドオフに変える
- 5)常にバックドアを狙う
- 6)プレイメーカースポット(ショートコーナー)
- ゾーンに対して
- 間を攻めろ
- パスは早く、人はゆっくり
- エンドラインにボールを落とせ
- 横断パスを使え
- トランジション(速攻の出し方)
- 練習方法の紹介
- 1)ミートシュート
- 2)ミートシュートの構えからドライブ
- 3)リアクションドリル
- 4)シェービング
- 5)ドリブルなし2対2
- 6)ドリブルなし3対3
- 7)オールコート1対1
- 8)アウトナンバー( 3対2、2対1)
- 9)ドリブルなし5対5
- おわりに
はじめに
これをお読みのあなたは、おそらくバスケットの指導者ではありませんか? しかも「どんなオフェンスを教えたら、うちのチームは試合に勝てるのか」と悩んでいることで しょう。そんなあなたに、本書を手にしてくださって、感謝しています。
わたしは今まで16年間、高校生の男子を教えてきました。毎年、試行錯誤の連続です。特に多い悩みは「大きい選手がいない」というものです。でも、考え抜いて、ついに良いオフェンスを作ることができました。それがこの「5アウトのモーションオフェンス」です。
・能力で勝てなければ、チームで勝てばいい
・個人で点が取れなければ、プレイで点を取ればいい
わたしはそう考えています。本書で紹介するオフェンスは、高校生男子はもちろん、女子でも、中学生でも、ミニバスでも使える、シンプルですが効果的なオフェンスです。
最大の特徴は「自分の得意プレイが発揮しやすい」ということです。選手が伸び伸びプレイすれば、試合の結果もついてきます。
もちろん、これを読んでくださっているあなたが、指導者ではなく現役の選手でも役立つ内容です。バスケットをより深く理解ができるようになり、プレイ向上のヒントがたくさんあります。 本書をぜひあなたのバスケットにお役立てください。
モーションオフェンスの特徴
このオフェンスは
・決められたセットプレーなし
・ピックアンドロールなし
という特徴があります。
「決められたセットプレーがない」ということは、選手が自分の判断をしてプレイすることを重視します。ディフェンスを見て、状況判断するわけです。バスケ指導のよくある問題点として「教えたことばっかりやろうとしすぎて、ミスが増える」ということがなくなります。
そして「ピックアンドロールなし」というのは、大きい選手がいないチームでもできるプレイを目指しているからです。
ピックアンドロールが有効なプレイであることは間違いないのですが、ボールハンドラー、スクリーナー、シューターというはっきりしたポジション分けが前提のプレイでもあります。それを突き詰めるのも1つの方法ですが、たとえば中学3年間で「とにかくスクリーンをかけるのが君の仕事だ」と教わった子は、スクリーンすることしかできなくなります。シューターの子は立ち止まってプレイすることしか覚えないでしょう。
今はどの年代、どのチームでもピックを多用していますが、育成という観点からいくと、ちょっと考えたほうがよさそうです。もっと言えば「ピックばかりで本当に選手はおもしろいのかな?」とわたしは思います。
パターンなし、ホジション固定なし。でもこれだけで「さあ、自由にやってごらん」では難しすぎます。だから、次の6つを原則として教えてあげる必要があります。
わたしがよく生徒にするたとえ話は「先生が教えることは木の幹だよ」です。この6原則が木(オフェンス)の幹となる考え方で、そこはチームとして共有します。そしてそこから伸びる枝や葉っぱ(個人のプレイ)は自由に伸ばすというイメージです。
6原則は次の通りです。
1)5アウトのスペーシング
2)ポジションレス
3)パスアンドカット(斜めのカット)
4)ドライブへの合わせ
5)バックドアを狙う
6)プレイメイカースポット(ショートコーナー)
順を追って説明し、最後に練習方法を紹介します。
1)5アウトのスペーシング
まず、5アウトのスペースに立ちます。

できるだけ広がった状態を作ってオフェンスを始めるのです。なぜこうするのかというと「インサイドに広いスペースができるから」です。
普通のオフェンスは1人か2人、インサイドに立ってポジションを取ります。背が高く、体が強いセンターがここにいるなら良いのですが、そうでない 場合、はっきり言って邪魔になってしまいます。それであれば、5アウトに広がっておいた方が良いのです。
5人が広がれば、ディフェンスも自然と広がるので、制限区域に誰もいなくなり、そこが攻めやすくなりますね。

バスケはゴールに近ければ近いほどシュートの確率が高まりますから、これは大事なことです。無意識のうちに、なんとなく立って邪魔にならないよう、まずは5 アウトのスペースを意識しましょう。

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記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。
バスケの指導は不思議なもので、やればやるほど何が正解か、わからなくなります。
そういうわたしがそうでした。
最初は自信満々で指導を始めたものの、悩みが生まれ、やればやるほど難しく感じます。
でも、だからこそ学び続けることが大事なんです。
わたしは指導歴18年ですが、これだけやっていると、昔は悩んでいたけれど、今はもう解決していることが、けっこうあります。
「このことを10年前に知りたかったな」が、いろいろあるんです。
なので、それをあなたにお伝えしたいと思います。
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ありがとうございました。それでは、また。