こんにちは、三原です。
1対1がうまくても、3対3だとうまくできない。
3対3がうまくても、5対5だとうまくできない。
こういうことってよくありますね。
味方が増えれば増えるほど、本当はプレイしやすくなるはずなのに、お互いに邪魔してしまう。
こんなチームは5−0ダミーから練習を始めるといいです。
YouTubeでも解説しています。
音声だけ聞き流してくれれば大丈夫です。ぜひご視聴ください。
5−0ダミーとは
5−0ダミーとは、ディフェンスをつけないでオフェンスが空動きをする練習です。
決められたパターンがあって、オフェンスの約束事を体で覚えるための反復練習ですね。
たとえば、トライアングルオフェンスをやるとします。
最後はディフェンスをつけて練習するのですが、初めからディフェンスをつけると、動きのパターンを覚えることがしにくくなるので、まずは5−0をやるってことです。
ちなみに、トライアングルオフェンスの動きが知りたい方は、こちらをお読みください。

戦略からの逆算
5−0ダミーをやることで最大のメリットは、選手が個人技術を「どこで、どのように使うのか」がわかるってことです。
よくある練習パターンが、基礎からの積み上げ方式。
- アップ
- レイアップ
- 3メン
- 1対1
- 3対3
- 5対5
もちろん、これが悪いわけではありません。
でも、これはチームで「こういうバスケをやろう」という共通認識がないと、ただの練習になってしまいます。
なので、最初のうちに5−0ダミーをやって、戦術をはっきりさせておくべきです。
「戦略⇨戦術⇨技術」という逆算的な思考です。
例えば
- うちのチームはセンターが強い(戦略)
- じゃあトライアングルオフェンスをやろう(戦術)
- この部分の1対1を練習しよう(技術)
という順に逆算すれば、練習にムダがなくなります。
なので、早いうちに5−0ダミーをやっておくべきだ、という考えです。
NCAAの初日の練習で多いパターン
マイケルジョーダンの母校として有名なノースカロライナ大学。
2019年の練習風景がこちらです。
内容は
- 個人練習
- ストレッチ
- 3メンなど、走る練習
- 5−0ダミー
- シェルディフェンス
- 5対5
というもの。
これ、NCAAとかNBAの練習初日でよくあるパターンです。
今後の練習にムダがないように、まず最初に戦術の理解からやるんですね。
もちろん、わたしたちのチームはノースカロライナではありませんから、すべてを真似する必要はないです。
でも、逆算的に練習を計画するという部分は、おおいに参考にすべきです。
というお話しです。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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