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試合当日にこれだけは言うな!(バスケの大学ラジオ2021年11月7日)

こんにちは、三原です。

この記事はラジオの台本です。

ラジオ本編はこちらからどうぞ。毎朝放送してますので、ながら時間でバスケの学びをインプットしてくださいませ。

さて、今日のテーマは「試合当日にこれだけは言うな」です。

結論としては

いやあ、うちのチーム、全然ダメですよ

という一言。

これ、言ってませんか?

試合会場で、試合が始まるまでに少し時間がありますよね。そのときにステージ上とかで先生たちが座るところあるじゃないですか。

自然と先生たちの話が始まりますね。すると必ずこの言葉が聞かれます。

いやあ、うちのチーム、全然ダメですよ

わたしはこれを絶対に言わないようにしてます。

なぜなら、全然ダメじゃないからです。

だってそうでしょう?部員がちゃんといて、毎日の活動ができていて、この日のために練習をしてきた。それだけで十分OKじゃないですか?

どこが全然ダメなんでしょうか?

仮にですよ、技術的に下手だとしましょう。でもそんなの、上を目指せば相対的にみんな「下手」なはずです。NBA選手だって「もっとうまくなりたい」と考えて、トレーニングしてるんです。

ということは、下手なことは良くなる可能性であって、ダメな理由にはならない。

いやあ、うちのチーム、全然ダメですよ

こんなこと、言っちゃいけないんです。

もっと言えば、先生がこんなこと言ってるから、本当にダメになっちゃうんです。

それ、生徒に聞こえてますよ。試合当日もそうですが、日頃から「お前たちはダメだ」というメッセージが、生徒に聞こえてますよ。

そしたらどこから自信は生まれるんでしょうか?

選手はいつも半信半疑でプレイしてます。うまくなっても、体が強くなっても、半信半疑なんです。

それを「最近、よくなったね」と指導者が言ってあげてはじめて「やっぱり、そうなんだな」と確信が持てる。それが選手です。

年齢が低ければ低いほど、この影響は大きい。それなのに

いやあ、うちのチーム、全然ダメですよ

と言ってしまう口癖があるとすれば、それは大問題です。

今、各地で大会が行われてますね。わたしも大会中なんですが、そうするとやっぱり、この言葉をよく聞きます。

わたしは絶対に言いません。それと、わたしが親しくしてる先生、尊敬する先生たちも、「全然ダメですよ」なんて言う人はいません。

このことはすごく大事なことじゃないかなあ、と思ってこの記事を書いてます。

フェイク・イット!

この話に関連して、わたしの大好きな言葉があります。

セラピスト石井裕之さんの著書にあるのですが、

Fake it ! Until you make it !

(実現するまで、ふりをしろ)

これ、ステキです。

たとえば、ある人がラーメン店を始めたとします。

調子はどう?と聞かれたら、店主がこう答えます。

いやあ、うちの店(チーム)、全然ダメですよ

最初だから、いろいろ失敗もあるでしょう。

実績もないのは当然です。

味に自信がないのかもしれません。

でも「全然ダメですよ」と店主が言ってる店、行こうと思いますか?

そうじゃなくて、たとえ演技でもいいから

すごくいいですよ!

ラーメン屋、やりたかったんですよ!

やっぱり人生は好きなことをやるものですね。楽しくて楽しくて

ぜひ一度食べにきてください!

こう言えばいいんです。

だって、やりたかったことやってるんだもん。

そう言えばいいんですよ。

実績がないから自信がない?

お客さんが全然来てくれません。と悩んでるとします。

その理由が、「実績がないから」だとしますよね。

実績のない店に、お客さんが来てくれるはずがない。

じゃあそのお店が実績を積むには?

お客さんに来てもらうしかない。

となると、あれ?

実績がないから、お客さんが来ない

お客さんが来ないから、実績がない

という堂々巡りなの、わかりますね?

つまりは、最初の実績や自信っていうのは、どうしても「ハッタリ」からじゃないと始まらないんですよ。

Fake it ! Until you make it !

(実現するまで、演技しろ)

ってのはこういうことで、実績がないときこそ自信が大事。

自信を持つには、まずは「フェイクイット(演技)」からやっていこう。ということです。

たとえば

目標を実現した自分に、ふさわしい言葉でしゃべる

目標を実現した自分に、ふさわしい服装をする

目標を実現した自分に、ふさわしい行動をする

これをイメージすべきなんです。

なにもウソをつけっていうわけじゃない。

成功した自分を想像して、その振る舞いをするとこから始めよう。ってことなんです。

それが習慣になり、新しい習慣が行動の結果を変える。

つまり、そのうちフェイクが本当になりますから。あとは時間の問題です。

だからバスケの先生たるもの、試合会場で「うちのチーム、全然ダメですよ」なんて言っていないで、堂々とフェイクすればいいんです。

うちのチーム、最高ですよ!

うちのチーム、強いですよ!

毎日楽しくて、今日の試合もワクワクしてます!

こう言ってみましょう。

フェイクイットの精神で、あなたもがんばってください。

応援してます!

(今日の参考文献)

ABOUT ME
三原学
三原学(みはらまなぶ)。1981年東京都生まれ。安田学園中学校高等学校教諭。同校高校男子バスケットボール部ヘッドコーチ。「ボトムアップ思考」による選手主体のチームづくりを目指す。また、YouTubeやブログでわかりやすく戦術を解説する「バスケの大学」を運営。日本バスケットボール協会公認B級コーチ、B級審判員。早稲田大学大学院修士課程(人間科学)修了。
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