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「スペーシング」という言葉をもっとわかりやすくする方法(バスケの大学ラジオ2021年9月2日)

こんにちは、三原です。

今日はスペーシングの話です。

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結論としては、

スペーシングという言葉のかわりに「スポット」という言葉を使ってみましょう。

ということです。

 

この文章を書いているのは2021年現在ですが、バスケットボール史上最も「スペーシング」の重要性が叫ばれています。

 

昔であれば、せまいとか広いとか、もちろん関係ありましたが、今ほど重要視されてなかったんじゃないでしょうか?

それが今や、全員が3ポイントラインの外側に広がって、とにかくスペースを取ることが当たり前になっています。

でも、高校生以下の育成年代だと、このスペーシングがうまくとれるチームがあまりありません。

おそらく、その原因は「止まっているオフェンス=悪」というイメージが強いからでしょう。

止まってるオフェンスは、悪くない?

コーチなら「足が止まってるぞ!」とか「どんどん動け!」という言葉を、一度は口にしたことがあるはずです。

「動け!」と怒られて、嫌な思い出のある人も多いはずww

動くオフェンスがいいことは、わたしはまったく否定しません。

ただ、なんとなく動くっていうのは、よくないと思うので、ここで「動くことの意味」を因数分解してみましょう。

  1. オフェンスが動く
  2. ボールがもらえるかもしれない
  3. もらえなくてもディフェンスは引きつけられる
  4. ボールマンにカバーが行けなくなる

という意味だと思います。

つまり「動けば、ボールマンが楽になるよね」ということです。

ただ、逆に言えば、「止まってることでボールマンが楽になるなら、それでもいいよね」ってことになります。

たとえば、1対1でボールマンがドライブしたとします。

逆サイドのコーナーとか、ウイングが止まっていたら、ディフェンスは困るはずです。

カバーに行けばマークマンが空いちゃうし、かといってカバーに行かなきゃレイアップされちゃうから。

こんなように、動かない方がいい場面は、意外とたくさんあるんです。

でもこれを思考停止で「動かなきゃ」とするとどうなりますか?

きっとボールに寄っちゃったりします。

なので、動くことでかえって邪魔をしてしまう。

とにかく動けばいいってわけじゃない。まずはこれを理解すべきです。

スポットという言葉を使おう

わたしは最近、スペーシングという言葉より「スポット」という言葉の方が、わかりやすいかもしれないと考えています。

スポットとは「位置」って意味なんで、その場で立ち止まるってイメージが持ちやすいからです。

「ウイングからドライブがあったら、逆サイドのコーナーに広がってスペーシングを取りなさい」

こう言うよりも

「ウイングからドライブがあったら、逆サイドのコーナーが「スポット」です。そこに早く行って、立ち止まりなさい」

こう言ったほうが明確じゃないですか?

どうも自分のチームは「オフボールの動きがごちゃごちゃしてるなあ」と思ったら、ドライブに対するスポットがどこなのかを整理してみてください。

そして「合わせに動け」という言葉を「スポットまで行け」という言葉に変えてみると、選手に変化があるはずです。

下のツイートも、要は「スポット」です。

ディフェンスを見る習慣が身につく

スポットという言葉にしても、スペーシングという言葉にしても、オフボールの質が高まると良いことがあります。

それはディフェンスを見る習慣が身につくことです。

  • ディフェンスを見て動く
  • 味方を見て動く

こういう習慣があれば、ひとつひとつの動きに目的意識が芽生えます。

また、ボールを持っていても「ディフェンスを見る」という重要性は同じです。

スペーシング(スポット)のイメージを鍛えて、ディフェンスを見る習慣ができれば、バスケットの質が全体的に高まりますよ。というお話です!

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三原学でした。それでは、また。

ABOUT ME
三原学
三原学(みはらまなぶ)。1981年東京都生まれ。安田学園中学校高等学校教諭。同校高校男子バスケットボール部ヘッドコーチ。「ボトムアップ思考」による選手主体のチームづくりを目指す。また、YouTubeやブログでわかりやすく戦術を解説する「バスケの大学」を運営。日本バスケットボール協会公認B級コーチ、B級審判員。早稲田大学大学院修士課程(人間科学)修了。
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